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【徹底解説】ソフトウェアテスト現役管理職が教えるJSTQB Advanced Level合格手法

【徹底解説】ソフトウェアテスト現役管理職が教えるJSTQB Advanced Level合格手法
管理者
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迷える転職者
迷える転職者
  • JSTQB Advanced Levelの資格を取得することは採用されるために有利?
  • そもそもJSTQB Advanced Levelの資格とは?
  • 将来どうなりたい人がAdvanced Levelの資格を取得するべきか?
  • JSTQB Advanced Levelの資格を取得するための効率が良い学習方法およびそれにかかる学習時間を教えて欲しい
  • この資格(JSTQB Advanced Level)を取得することによって給料が上がる?

こういった疑問に答えますね。

この記事から得られること

  1. JSTQB Advanced Levelの資格を取得することで採用面接も難なく突破できる
  2. JSTQB Advance Levelの概要
  3. 将来のなりたい方向性によっても目指すべき資格が異なる件
  4. JSTQB Advanced Levelの試験に効率が良い学習方法および学習時間
  5. JSTQB Advanced Levelを取得することにより将来の年収は確実に上がります
ゆい
ゆい

私はテスター業界に従事し始めてから約10年となり、現職では【管理職および面接官】をしております。
管理職ということで部下の評価もおこなっており、中途採用者の面接も数多くしてきました。
その中で、未経験からキャリアチェンジしている方が多いということにフォーカスして、未経験からキャリアチェンジする際、面接で採用されるために取得しておくべき資格、今回は【JSTQB Advanced Level】に関してまとめました。

【面接官の私が教える】JSTQB Advanced Levelの資格を取得することで採用面接も難なく突破できる

【面接官の私が教える】JSTQB Advanced Levelの資格を取得することで採用面接も難なく突破できる
【面接官の私が教える】JSTQB Advanced Levelの資格を取得することで採用面接も難なく突破できる

結論を言うと、JSTQB Advanced Levelの資格を取得することで採用面接も難なく突破できます。
なぜなら、以下の理由があります。

  • ソフトウェアテスト業界で標準的な資格となっている
  • 大手ソフトウェアテスト業界の会社ではJSTQBの資格に目を向けている
  • Advanced Levelにおいては全国で見てもまだ取得者がごく一部しかいないため取得すれば注目の的になる

私も大手ソフトウェアテスト会社に在籍していた事がありますが、会社全体的に見てもJSTQBのAdvanced Levelまで取得されている社員はごく一部で、取得されている方はやはりすごい!という形になっていました。
中には一発で合格されている方もいて、そうなればもう英雄ですね。

ですので、これからテスター業界への転職を考えている方には、もっとも強力な武器(資格)のうちの一つと言えます。

【面接官の私が教える】JSTQB Advance Levelの概要

【面接官の私が教える】JSTQB Advance Levelの概要
【面接官の私が教える】JSTQB Advance Levelの概要

結論を言うと、Advanced Levelに関しては2パターンの資格が用意されています。

  • JSTQB Advanced Level / Test Manaber
  • JSTQB Advanced Level / Test Analyst

上記の2パターンです。
ただし、日本で取得した場合に限ります。
海外で取得する場合(ISTQBで取得する場合)はこれ以上に試験科目があります。

例を挙げるとすると、Test Technical Analystという資格もAdvanced Levelの中に入ってきますが、ここではJSTQBで取得する(日本で取得する)ということを前提としてお伝えいたします。

【Test Manager】と【Test Analyst】に関して、それぞれを比較しまとめましたので、下記をご覧ください。

【面接官の私が教える】JSTQB Advanced Levelそれぞれの資格試験に対しての比較

Test Manager

用途テストマネージャ
取得後の想定年収¥4,200,000〜6,000,000
対象者面接で採用される確率を上げたい人
現状より給料を上げたい人
将来テストマネージャーを目指す人
マネージメントに興味がある人
将来管理職になりたい人
取得難易度
(4.5 / 5.0)

Test Analyst

用途テストアナリスト
取得後の想定年収¥4,200,000〜6,000,000
対象者面接で採用される確率を上げたい人
現状より給料を上げたい人
将来テストアナリストを目指す人
アナリスト(分析者)に興味がある人
将来管理職になりたい人
取得難易度
(4.5 / 5.0)

想定年収について

  • もちろん会社によっても異なりますし、地域によっても異なるため一概には言えませんが、この辺りを狙えるレベルという意味で記載しています。
  • 逆に、入社後の頑張り次第でこの想定年収を超すことも可能です。
  • 管理職になれば、ここで記載した年収を遥かに超える年収になりますからね。
  • しかも、このレベルの資格を取得していることで、いきなり管理職採用ということも充分にあり得ます。

【面接官の私が教える】JSTQB Advanced Levelにおいてのビジネス成果

結論から言うと、JSTQBのAdvanced Levelの資格を取得することによって、以下のビジネス成果が期待されます。
ビジネスは何でもそうですが、成果を上げれば上司から褒められますし、給料アップにも繋がります。

要するに、以下の定義されているビジネス成果を念頭に置いて資格取得を目指すことで、将来設計も考えることができ、上司に褒められ給料アップにつながる可能性があるということです。

JSTQB Advanced Level / Test Manager

Test Managerのビジネス成果としては以下が定義されています。

TM1テスト実施組織のために設定された使命、目標およびテストプロセスを実装することによってテストプロジェクトをマネジメントする
TM2リスク特定およびリスク分析をセッションとして編成し、これらのセッションをリードし、各セッションの結果をテスト活動の見積り、計画、モニタリング、コントロールのために活用する
TM3組織のポリシーおよびテスト戦略と一貫性のあるテスト計画を策定し実装する
TM4テスト活動を継続的にモニタリングしコントロールして、プロジェクト目標を達成する
TM5テスト状況を適時、評価し、プロジェクトステークホルダへ報告する
TM6テストチーム内のスキルおよびリソースのギャップを特定して、適切な人材調達に参画する
TM7テストチーム内の必要なスキルの開発を特定し計画する
TA8想定されるコストとメリットの概要を説明し、テスト活動のためのビジネスケースを提案する
TA9テストチーム内および他のプロジェクトステークホルダとのコミュニケーションを体系化し確立する
TA10プロセス改善の取り組みに参画し、この取り組みを主導する

JSTQB Advanced Level / Test Analyst

Test Analystのビジネス成果としては以下が定義されています。

TA1使用中のソフトウェア開発ライフサイクルに基づいて、適切なテスト活動を実施する
TA2リスク分析によって提供された情報に基づいて、テスト活動の的確な優先順位付けを行う
TA3適切なテスト技法を選択し適用する。定義されたカバレッジ基準に基づいて、テストケースが適切なコンフィデンスレベル(確信度合い)を提供することを確保する
TA4自身のテスト活動に関連する文書化の適切な度合いを提供する
TA5実行する機能テストの適切なテストタイプを決定する
TA6使用性テストチームで効果的に作業する
TA7作業成果物内の代表的な誤りに関する知識を適用して、ステークホルダーとの要件およびユーザーストーリーのレビューに効果的に参画する
TA8ツールを使用することにより、テストプロセスの効率を向上させる

ですので、まずは上記に提示したビジネス成果において頭に入れておきましょう。

尚、こちらのビジネス成果はJSTQB概要より引用しております。

【面接官の私が教える】JSTQB Advanced Levelの資格試験に効率が良い学習方法および学習時間

【面接官の私が教える】JSTQB Advanced Levelの資格試験に効率が良い学習方法および学習時間
【面接官の私が教える】JSTQB Advanced Levelの資格試験に効率が良い学習方法および学習時間

結論を言うと、以下の問題集やWebサービスを繰り返し実施すると言うことです。

スクエアリングサービス
JSTQB Advanced Level / Test Manager
JSTQB Advanced Level / Test Analyst
問題集
JSTQB Advanced Level / Test Manager
JSTQB Advanced Level / Test Analyst

なぜなら、JSTQB Advanced Levelの試験に関しては、問題集やWebサービス自体も少なく、この2つぐらいしかありません。
もっと色んな問題を解きたいあまりに他にも問題集がないか探すというよりは、1つや2つの問題集に絞って、その問題集を完璧に理解できるまで解き続ける。というのが1番の合格への近道です。

ですので、まずは以下の問題集やWebサービスを完璧に理解できるまで解き続けましょう。
解説なども記載されていますので、とてもわかりやすいです。

【面接官の私が教える】JSTQB Advanced Level2つの資格試験におけるそれぞれの費用対効果

ここでは、【面接官が教える】(JSTQB Advanced Level)資格取得前後での費用対効果について記載します。

JSTQB Advanced Level / Test Manager

取得難易度
(4.5 / 5.0)
合格者率約10%
学習にかかる費用¥6,000 〜 ¥10,000(試験費用は別)
試験費用¥22,000(税込)
学習にかかる時間3ヶ月〜6ヶ月(平日1時間/日と仮定した場合)
取得後の想定年収¥4,200,000〜¥6,000,000

JSTQB Advanced Level / Test Analyst

取得難易度
(4.5 / 5.0)
合格者率約10%
学習にかかる費用¥6,000 〜 ¥10,000(試験費用は別)
試験費用¥22,000(税込)
学習にかかる時間3ヶ月〜6ヶ月(平日1時間/日と仮定した場合)
取得後の想定年収¥4,200,000〜¥6,000,000

どちらも同じような形になっていますが、最大の違いは目指すべきポジションの違いです。
簡単にまとめると以下のような形になります。

Test Manager
テストマネージャーを目指す場合
Test Analyst
テストアナリストを目指す場合

このような違いはありますが、一番最強なのは二つとも取得するということです。
二つとも取得することによって、面接では圧倒的存在感を示すことができます。

どこのテスト会社だとしても、喉から手が出るほど欲しい人材になること間違いなしです。
面接官である私が保証します。

【面接官の私が教える】JSTQB Advanced Level取得に必要な学習の割合

ここでは、上記学習方法の流れを全ておこなった場合として、何をどれぐらい学習すれば良いのか。という指標を作成しました。

スクエアリングサービス4(60時間〜120時間/トータル)
JSTQB Advanced Level 問題集2.5(30時間〜60時間/トータル)
テス友2(15時間〜30時間/トータル)
テキスト Foundation Level0.5(1時間〜5時間/トータル)
JSTQBシラバス0.5(1時間〜5時間/トータル)
【面接官の私が教える】JSTQB Advanced Level取得に必要な学習の割合

割合の高い順番で並べています。
もちろん、あくまで主観的なものですので、一種の指標としてご覧ください。

この割合には根拠は以下の通りです。

  • Foundation Levelの内容は理解していることを前提に話が進みますので、Foundation Levelにおけるシラバスやテキストもサラッと見返しておくことが必要です。
  • ただ、メインはAdvanced Levelの内容になりますので、Advanced Levelにおけるシラバスを熟読して理解しましょう。
  • Advanced Levelにおける問題集などは世間に出回っていないためやるべきWebサービスや問題集が限られてきます。
  • そのため、何をするかではなく、あるものをひたすら理解出来るまで解くということが大切なのです。
  • Foundation Levelのシラバス準拠テキストと問題集に関しては以下のリンクから購入することが可能です

上記のように記載いたしましたが、詳しくは以下のページにて記事を書いています。
こちらも併せてご覧ください。

Test Manager

Test Analyst

【面接官の私が教える】JSTQB Advanced Levelを取得して年収アップに繋げよう

【面接官の私が教える】JSTQB Advanced Levelを取得して年収アップに繋げよう

JSTQB Foundation Levelの資格取得を考えている人は、以下2種類どちらかのキャリアプランを考えているはずです。

  • 知識をつけて現職での給料や役職を上げる
  • 転職して給料や役職を上げる

知識をつけて現場での給料や役職を上げる方法はまた別途執筆します。
ここでは、転職して給料や役職を上げるという点に絞ってお伝えします。

転職して給料や役職を上げる場合は簡単です。
なぜなら、新しい職場で一からの再スタートとなるため過去の細かい結果は面接官は知りません。

そのため、面接の際にアピール出来れば、役職が上がった位置で再スタートできる場合があるのです。

私は現在、開発会社のテスター関連の部門でマネージャーとして従事しています。
マネージャーの位置にいる私ですが、実は、採用時からマネージャーとして採用されました。

それはどうしてか?

テスター関連部署として東京のチーム立ち上げの時だったからです。
チーム立ち上げのため、私が抜擢されたのです。

テストの知識も経歴もあり、おまけにJSTQB Foundation Levelの資格も取得しています。
採用された会社でテスター関連部門の社員は誰一人この資格を持っていませんでした。(当時)

そのようなこともあり、唯一持っていた私の資格が注目されたのです。

具体的には、以下の2点において重なり合う会社ですと注目されることが多く、給料や役職も上がった状態で採用してもらえることが多いのです。

  • チーム立ち上げ時
  • 当資格を取得している人が少ない場合

ですから、そのような会社を探し挑戦してみることも、一つの選択肢として持つことも大切です。
長年一つの会社にいたとしても、給料が全く上がらない会社は多いですからね。

逆に、ほとんど取得している人がいる場合、当資格と併せてプラスアルファで有利な資格を取得することをオススメします。

上記でも挙げた通り、一番強力なのはやはり以下二つの資格を両方取得するということです。
一つのみの取得だったとしても重宝されますが、二つとも取得している場合、もう英雄になれます。

もちろん、その英雄というのは、形だけのものではなくしっかりとした評価をされるということです。
面接であれば、面接官に圧倒的存在感を見せつけて採用されることはほぼ確実だと言えます。

また、現職で給料を上げたい場合もすごく効果的です。
二つとも取得されている方は日本中を探しても少ないとまだまだ少ないですので、その分かなり重宝されます。
むしろ、1つの会社で言うと、1人か2人取得している人がいたら良い方ではないでしょうか。

それだけ、取得しているだけで強力なイメージを与えられますので、是非この機会に取得しておきましょう。

詳しくは以下でそれぞれの記事を書いていますので、こちらも併せてご覧ください。

JSTQB Advanced Level / Test Manager

JSTQB Advanced Level / Test Analyst

【面接官の私が教える】テスター業界の面接で採用されるために有利な資格6選

結論から言うと、資格は複数取得した方が面接で採用されるために有利に進めることができます。
なぜなら、一つだけだとその会社のパターンに合わない場合があるからです。
具体的には以下のような形です。

  • 面接を受けようとしている会社の従業員がその資格をほとんどの人が取得している場合
  • 会社の方向性が違う場合

従業員がその資格をほとんどの人が取得している場合は、その資格を取得して面接に行ったとしてもあまり重宝されることはないでしょう。
むしろ、取得していて当たり前みたいな感覚にもなっています。

ですので、当資格(JSTQB Foundation Level)を取得した上で、違う資格も取得してアピールすることがオススメです。

では、どのような資格を取得すれば良いのか?

未経験からテスター業界へ転職するために、具体的なその資格に関して、厳選しましたので下記の記事をご覧ください。

【管理職/面接官の私が教える】テスターの求人に強い転職エージェントへの登録方法

上記にも記載しましたが、給料を上げて転職するパターンは簡単です。
また、さらに下記のような心境になりますので、ここで転職(キャリアチェンジ)して、ここからの人生を前向きに考えていきましょう。

  • 心機一転、新たな気持ちで第一歩を踏み出せる
  • 今までのことをリセットする
  • 今までに蓄積された知識や経験はそのまま
  • プラスアルファで知識のレベルを上げる(資格取得やスキル習得など)
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ゆい
ゆい
QAエンジニア / マネージャー
10年以上QAエンジニアとして経験を積み、元管理職(部長)であり、現在は個人事業主として独立に成功しました。 QAエンジニアに興味がある方に向けて、未経験から転職〜キャリアアップするための情報を発信中です。
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