
- QAエンジニアは開発職より給料が低い
- テスト実行ばかりで年収が上がらない
もしあなたがそう感じているなら、必ずこの記事を読んで下さい。
2026年の現在、QAエンジニアの市場価値は過去最高レベルに高騰しています。
しかし、すべてのQAエンジニアがその恩恵を受けているわけではありません。
実は、QA業界では猛烈な二極化が進んでいます。
- 年収300〜400万円で停滞し続けるマニュアルテスター層
- 年収800〜1200万円で引く手あまたのQAエンジニア・マネージャー層
この2つの層の間には、深くて大きな溝があります。
多くの人が稼げないと嘆くのは、知らず知らずのうちに前者のテスター層に留まってしまっているからです。
この記事では、きれいごとは抜きにしてどうすれば年収1000万の側に行けるのか?という真実をお話しします。
平均年収のデータだけでなく、具体的なスキルセット、業界選び、そして明日から使える年収交渉術まで、私が知る限りのノウハウをすべて公開します。
2026年版 QAエンジニアのリアルな年収相場

まずは現実(データ)を直視しましょう。大手転職エージェントの公開データと、私が採用現場で見ている肌感を統合した真実の相場がこちらです。(※首都圏IT企業における2026年時点の相場)
職種別・年収レンジ詳細

QAといっても、役割によって給与テーブルは完全に異なります。ここでは5つのグレードに分けて解説します。
テスター / Tester
- 年収: 300〜400万円
- 業務: テスト仕様書に基づく実行、単純なバグ報告、スクリーンショット撮影。
- 市場価値: 低(代替容易)
- 解説: 未経験からIT業界に入るとここから始まります。しかし、ここで思考停止して「言われたことをやるだけ」になると、10年経っても給料は上がりません。AIによる自動テスト生成の波をもろに受ける層であり、将来的なリスクは極めて高いです。
QAエンジニア / QA Engineer
- 年収: 450〜650万円
- 業務: テスト計画作成、テスト設計(観点出し)、不具合分析、開発者へのフィードバック、簡単なSQL操作。
- 市場価値: 中(安定需要)
- 解説: 自走できるレベルです。「なぜこのテストが必要か」を論理的に説明でき、開発プロセスの中に品質を組み込む動きが求められます。多くの人がこのフェーズで停滞しがちですが、ここから頭一つ抜けるにはプラスアルファの武器が必要です。
シニアQA / リードQA
- 年収: 600〜850万円
- 業務: チーム進捗管理、テスト戦略策定、メンバ育成、リスク管理、顧客折衝。
- 市場価値: 高(リーダー不足)
- 解説: いわゆるプレイングマネージャー。5〜10人のテスターを束ね、納期通りに品質を担保するプロジェクト管理能力が問われます。この層はどの企業も喉から手が出るほど欲しがっており、転職市場での流動性は非常に高いです。
SET / SWET(Software Engineer in Test)
- 年収: 800〜1,100万円
- 業務: E2Eテスト実装(Selenium/Playwright)、CI/CDパイプライン構築、テスト基盤の整備、開発者向けツールの作成。
- 市場価値: 特高(希少種)
- 解説: コードが書けるQAです。開発エンジニアと同等以上のプログラミング能力を持ち、品質保証を人力ではなく技術で解決します。生産性への寄与度が極めて高いため、外資系テック企業などでは開発者以上の給与が提示されることも珍しくありません。
QAマネージャー / VPoE
- 年収: 900〜1,300万円
- 業務: 採用、組織作り、予算管理、全社的な品質戦略(QMS)の策定、経営層への報告、ピープルマネジメント。
- 市場価値: 激レア(争奪戦)
- 解説: 組織の長です。「品質」を「コスト」ではなく「投資」として経営に説明し、QAチームのプレゼンスを高める政治力も必要です。スタートアップの1人目QAとして組織を立ち上げる経験があれば、このポジションへの切符が得られます。
年代別・勝ち組と負け組の分かれ道

年齢とともに自然に給料が上がる時代は終わりました。どのフェーズで何を経験しているかが勝負を分けます。
20代:ポテンシャル採用の時期
- 平均: 350〜450万円
- 勝ち組ルート: 未経験からでもJSTQB(Foundation)を早期に取得し、Web系自社開発企業(メガベンチャー等)へ転職。現場でGitHubやSlackなどのモダンなツールに触れ、テスト設計まで任されるようになれば500万が見えます。
- 停滞ルート: 下請け構造の底辺にあるSESで客先常駐し、ひたすらエクセルの項目書を消化する日々。スキルが付かず、職務経歴書に書ける実績がないまま30代を迎えると詰みます。
30代:実力主義の分岐点
- 平均: 500〜600万円
- 勝ち組ルート: リーダー経験が必須です。「あなたがいなくなるとプロジェクトが回らない」状態を作れるかどうかが鍵。さらに、自動化スキルやアジャイル開発の経験があれば800万も射程圏内に入ります。
- 停滞ルート: いわゆる指示待ちおじさん/おばさん化するリスクがあります。新しいツール(Notion, Zoom, Miro等)や開発手法(スクラム)についていけず、現場のお荷物になり始めます。ここでの遅れを取り戻すのは容易ではありません。
40代:マネジメントか、スペシャリストか
- 平均: 600〜700万円(※格差は最大に開く)
- 勝ち組ルート: VPoE(Vice President of Engineering)や品質部長として、経営視点で品質投資対効果を語れる層は1200万以上。または、特定のドメイン(医療機器・金融勘定系など)の深い知識を持つスペシャリストも高単価です。
- リスク層: 管理職にもなれず、最新技術も追っていない場合、リストラ候補の筆頭になります。特に、協力会社(BP)の管理しかしてこなかった人は、事業会社への転職が難しくなります。
業界選びで年収は300万変わる

同じスキルを持っていても、どの業界にいるかだけで年収は数百万円変わります。
これは個人の努力の問題ではなく、業界の構造(利益率・商習慣)の問題です。あなたの努力不足ではありません。
Webサービス / SaaS(メガベンチャー・スタートアップ)
- 年収相場: 高(500〜1200万)
- 代表的な企業群: LINEヤフー, メルカリ, サイバーエージェント, Sansan, SmartHRなど。
- 特徴:
- 技術志向: QAもエンジニアであるという認識が強く、コードが書けるQAは開発者と同等に評価されます。
- ストックオプション(SO): スタートアップの場合、上場(IPO)時に数千万円の利益を得られる可能性があります。
- スピード: 毎日リリースするのが当たり前。「完璧」よりも「スピードと品質のバランス」が求められます。
- ここを狙うべき人: 新しい技術が好き・変化を楽しめる・自走できる人。
SIer / 業務システム(金融・公共・エンタープライズ)
- 年収相場: 中〜高(450〜1000万)
- 代表的な企業群: NTTデータ, IBM, アクセンチュア(開発部門), およびそのパートナー企業。
- 特徴:
- 年功序列と安定: 大手SIerのプロパー(正社員)になれば、30代で800万、40代で1000万が堅いです。福利厚生も最強クラス。
- 多重下請けの罠: ただし、2次請け・3次請けの企業に入ってしまうと、業務内容は同じでも年収は300万円台に留まります。**商流を意識してください。**
- 重厚なプロセス: テスト仕様書のハンコ承認など、手続きが煩雑ですが、大規模システムの品質を支える責任感があります。
- ここを狙うべき人: 安定志向・ドキュメント作成が得意・金融系などのドメイン知識がある人。
ゲーム業界(ソーシャル・コンシューマー)
- 年収相場: 低〜中(350〜700万)
- 特徴:
- やりがい搾取の歴史: かつては徹夜当たり前の激務でしたが、最近はホワイト化が進んでいます。
- QA vs デバッガー: バグを見つけるアルバイトの延長線上にあるポジションは低賃金ですが、Unity/Unreal Engineを触って自動化やパフォーマンス計測ができるテクニカルQAは高待遇です。
- ここを狙うべき人: ゲーム制作への強い情熱がある人。
コンサルティングファーム / 監査法人 / 第三者検証
- 年収相場: 超高(800〜1500万)
- 代表的な企業群: PwC, デロイト, バルテス, SHIFT(コンサル部門)。
- 特徴:
- PMO支援: 実際にテストをするのではなく、テスト計画の策定や品質管理プロセスの導入を支援します。
- 激務: クライアントワークなのでプレッシャーは高いですが、給与はトップクラス。短期間で年収を上げたいなら最強の選択肢です。
- ここを狙うべき人: 論理的思考力が高い・プレゼンが得意・タフな人。
【結論】年収を上げたいなら業界を変えるのが一番早い

もしあなたが今、下請けのテスター会社にいて給料が安いと悩んでいるなら、今の会社で評価を上げようとするよりも、業界そのものを変える転職を優先すべきです。
利益率の高い業界(Web系)や元請け(プライム)への移動は、個人のスキルアップよりも強烈に年収を押し上げます。
地域格差のリアル(東京一極集中からの脱却?)

IT業界、特にQAの求人は東京に一極集中しています。しかし、2026年の戦略は少し変わってきています。
地域別・求人と年収の傾向
- 東京(首都圏):
- 求人数: 100(基準)
- 年収: 100(基準)
- 解説: 選択肢は無限大。ハイレイヤー求人はほぼ東京に集中しています。キャリアの初期は東京で経験を積むのが合理的です。
- 大阪・京都(関西圏):
- 求人数: 30〜40
- 年収: 85〜90
- 解説: 京都のゲーム企業や大阪の老舗SIerなど、優良企業は多いです。生活コストを考えれば東京より豊かに暮らせる場合もあります。
- 福岡(テックシティ):
- 求人数: 20〜30
- 年収: 80〜90
- 解説: LINEヤフーなど東京企業の拠点が集積しており、エンジニアフレンドリーな街です。年収水準も東京に近づいており、QOL(Quality of Life)は最高クラスです。
- 地方(その他):
- 求人数: 1〜5
- 年収: 50〜60
- 解説: 工場の品質管理(QC)の求人はありますが、ソフトウェアQAの専任求人はかなり希少です。
賢い戦略:東京の給与で、地方に住む

2026年現在、QAエンジニアはフルリモートが最も認められやすい職種の一つです。
(※リモートワークの実態記事も参照)
テスト対象の端末(スマホやIoT機器)が多くて出社必須…という時代は終わりました。クラウド上の実機検証サービス(BrowserStackやAWS Device Farm)が普及したからです。
最強の戦略:
東京のメガベンチャーにフルリモートで就職し、生活コストの安い地方(実家や地方都市)で暮らす。
年収600万でも、家賃相場が東京の半分なら、実質的な生活水準は年収800万〜900万の人と同等になります。
どこに住むかはいくら稼ぐかと同じくらい重要です。
英語(English)という名の給与倍率カード

年収を上げるためのスキルとして、プログラミングや自動化が注目されがちですが、実は最もコストパフォーマンスが良いのは英語です。
- 英語力なし: 日本国内の企業(約1万社)が対象。
- 英語力あり(読み書き): オフショア開発のブリッジSEや、外資系企業の日本支社が対象。年収レンジは x1.2倍。
- 英語力あり(ビジネス会話): グローバルテック企業のQAポジションが対象。年収レンジは x1.5〜2.0倍。
なぜQAに英語が必要なのか?
- 最新情報はすべて英語: PlaywrightやCypressなどの最新ドキュメントは英語が一次情報です。翻訳を待っている人と、原文を読める人では技術キャッチアップの速度が違います。
- オフショア開発の品質管理: ベトナムやフィリピンの開発チームと連携して品質を守る役割は、需要が高いわりに供給が足りていません。
TOEIC 800点や、簡単なドキュメント読解ができるだけでも、QAとしての市場価値は劇的に跳ね上がります。
「技術はそこそこだけど英語ができるQA」は、「技術は高いけど日本語しかできないQA」よりも高年収になることすらあります。
年収1000万へのスキルロードマップ

具体的に何を勉強すればいいの?
ここでは、年収アップに直結するスキルを、難易度(学習コスト)とともに紹介します。
また、独学におすすめの書籍やサイトも併記します。

Lv.1:基礎力(〜500万)
- テスト技法(必須):
- 内容: 同値分割、境界値分析、デシジョンテーブル、状態遷移テスト。
- なぜ必要か: これを知らずに検証するのはただのモンキーテストです。
- 学習リソース: 『[ソフトウェアテストの教科書](https://amzn.to/example)』『[知識ゼロから学ぶソフトウェアテスト](https://amzn.to/example)』
- JSTQB Foundation:
- 内容: 世界的なテスト資格の基礎。
- なぜ必要か: 資格そのものより、共通言語(バグ、欠陥、エラーの違いなど)を話せることが重要。
- SQL基礎:
- 内容: `SELECT`文でのデータ抽出、`JOIN`でのテーブル結合。
- なぜ必要か: エビデンス取りやテストデータ作成を開発者に依頼せず、自分でできるようになると重宝されます。
Lv.2:エンジニアリング力(500〜800万)
- プログラミング基礎:
- 内容: Java, Python, JavaScriptのいずれか一つ。
- なぜ必要か: コードが読めるだけで、ホワイトボックステストが可能になり、バグの原因箇所のアタリをつけられます。
- APIテスト:
- 内容: PostmanやcURLを使って、画面がない状態でもバックエンドAPIの検証ができること。
- なぜ必要か: マイクロサービス化が進む現代開発において必須スキルです。
- Git / GitHub:
- 内容: ブランチ管理、プルリクエスト(PR)の概念理解。
- なぜ必要か: 開発者のワークフローに入り込み、コードレビュー段階で品質保証を行うためです。
Lv.3:自動化・インフラ力(800〜1000万)
- E2E自動化:
- 内容: Selenium, Playwright, Autify, mabl。
- なぜ必要か: 自動テストスクリプトを書くだけでなく、保守性(壊れにくいテスト)を意識した設計ができること。
- CI/CD:
- 内容: CircleCI, GitHub Actions, Jenkins。
- なぜ必要か: パイプラインにテストを組み込み、リリースの自動化を支援できるとDevOpsエンジニアとしても評価されます。
- クラウド (AWS/GCP/Azure):
- 内容: コンテナ(Docker)の理解、ログ調査(CloudWatch)、テスト環境の構築。
Lv.4:マネジメント・ビジネス力(1000万超)
- 採用・組織開発:
- 内容: 良いQAエンジニアを採用し、評価制度(ラダー)を作り、チームを育成する能力。
- なぜ必要か: 一人の天才より、強いチームを作れるリーダーの方が企業価値が高いからです。
- 品質メトリクス分析:
- 内容: バグ検出率やテスト密度などの数値を分析し、経営層に品質への投資対効果(ROI)をプレゼンできる能力。
生涯年収シミュレーション テスターで終わるか、QAで登り詰めるか

まだピンと来ない方のために、残酷なシミュレーションを行います。
Aさん(マニュアルテスターのまま40年)と、Bさん(QAマネージャーに昇進)の生涯年収の差です。
Aさんの人生(停滞ルート)
- 25歳:年収350万(テスター)
- 35歳:年収400万(テスターリーダー)
- 45歳:年収420万(現場の長老)
- 55歳:年収380万(役職定年・現場の仕事が減る)
- 生涯年収(手取り概算):約1.4億円
- 結婚やマイホーム購入には、共働きなどの工夫が必要な水準です。
Bさんの人生(覚醒ルート)
- 25歳:年収400万(QAエンジニア)
- 30歳:年収600万(Web系へ転職・自動化習得)
- 35歳:年収850万(QAマネージャー)
- 45歳:年収1200万(VPoE / 技術顧問)
- 55歳:年収1500万(複数社の顧問・投資)
- 生涯年収(手取り概算):約3.5億円
- Aさんとの差は2.1億円です。都心のマンションも子供の私立進学も余裕を持って選択できます。
同じ「品質を守る仕事」をしていても、スキルの掛け合わせ次第でこれだけ人生が変わります。
今、勉強することのコストパフォーマンスがいかに高いか、お分かりいただけると思います。
悪用厳禁 年収交渉の完全マニュアル

日本人は交渉が苦手ですが、会社員が年収を上げる最大のチャンスは転職時のオファー面談です。
ここでは、状況別の交渉スクリプトを公開します。
シチュエーション1:転職時のオファー交渉
【良い交渉例】
「現在の年収は550万円です。今回の転職では、スキルアップと市場価値の向上を鑑みて、650万円前後を希望しております。
其实、エージェント様経由で他社様(A社)から630万円のオファーを頂いております。
ですが、事業内容やチームの雰囲気において、御社が第一志望です。もしA社と同等か、それに近い条件をご検討いただけるのであれば、即決で御社にお世話になりたいと考えております。」
このスクリプトの強さ:
- 他社の評価(BATNA): 交渉用語でいうBATNA(最良の代替案)を提示しています。「あなた以外にも私を欲しがる人はいる」という事実が最強の武器です。
- 熱意の提示: お金だけでなく御社がいいと伝えることで、採用側の感情を動かします。
シチュエーション2:現職での昇給交渉(評価面談)
転職する気はないけれど給料を上げたい場合です。
【良い交渉例】
「来期の目標設定について相談させてください。
現在の私の年収は500万ですが、市場価値(求人サイトのスカウト額)を見ると、私のスキルセットでは600万程度が相場のようです。
私はこの会社が好きなので長く働きたいと考えています。
来期、どのような成果を出せば(例えば自動化率を何%上げれば)、年収600万のグレードに昇格できるでしょうか?
具体的な数値目標を握らせてください。」
ポイント:
- 「給料を上げてくれ」と頼むのではなく、**どうすれば上がるか(条件)を教えてくれ**と聞くこと。これを拒否する上司はいません。
- 「市場価値」を引き合いに出すことで、「上げないと辞められるかも」と暗に匂わせることができます(※やりすぎ注意)。
ステップ3:ROI(投資対効果)で説得する
それでも渋られた場合の最後の切り札です。
「私の希望額(650万)は高いかもしれません。
しかし、私が得意とする自動テスト導入を進めれば、現在手動で行っているリグレッションテスト工数(月40時間)を削減可能です。
これはエンジニア単価に換算すると年間約240万円のコストカットに相当します。
年収アップ分(100万)は、半年以内に十分ペイできる計算になりますが、いかがでしょうか?」
ここまで論理的に「自分が稼ぎ出す利益」を説明できるQAエンジニアは、100人に1人もいません。即採用・満額回答間違いなしです。
会社員以外の道(フリーランス・副業)

スキルはあるのに、会社の昇給テーブルが決まっていて給料が上がらない。
そんなときは、会社員という枠組みを外す選択肢があります。
ただし、光と影があることを理解してください。
フリーランスQAになる(年収800万〜)

QAエンジニアのフリーランス市場は、実は非常に熱いです。
実務経験3〜5年程度で一人称で動けるレベルなら、月単価60〜80万円の案件はざらにあります。
- 月単価70万 × 12ヶ月 = 年収840万円
正社員で年収800万に届くのは部長クラスですが、フリーランスなら中堅レベルであっさり到達します。
最短で1000万に近づく裏技であることは間違いありません。
【注意点:フリーランスのリアル】
- 税金・保険: 年収840万でも、国民健康保険や年金、税金を自分で払うため、手取り感は正社員の年収700万程度です。
- 契約更新の恐怖: 「来月で終わりです」と突然言われるリスクが常にあります。
- 社会的信用: 住宅ローンが組みにくくなります。
QAスキルで副業する(+月5〜10万)
いきなり独立が怖いなら、副業から始めましょう。
- テスト設計書の作成: リモート可・土日可の案件が増えています。クラウドソーシングより、エージェント経由の準委任契約がおすすめです。
- 自動化スクリプト保守: 一度導入したツールのメンテナンス。
- スポットコンサル: ビザスクなどで「テスト自動化の導入相談」に答える(時給2〜3万円)。
月に5〜10万稼ぐだけでも、年収換算で60〜120万アップです。
会社に頼らず「自分の名前で稼ぐ」経験は、本業での自信にも繋がります。
【狙い目】2026年に給料が上がる会社の特徴

求人票を見るとき、どこをチェックすれば「昇給しやすい会社」が見抜けるでしょうか?
キーワードは品質への投資意欲です。
CTOやVPoEが「品質」を語っているか

技術ブログや登壇資料を見てください。
経営陣が「開発速度を上げるために品質(テスト自動化)に投資する」と明言している会社は、QA予算が潤沢です。
逆に「品質はQAの仕事」と割り切っている会社は、コストセンター扱いで給料が上がりません。
QA組織が「開発部」の中にあるか
- 良い組織図: CTO配下に「開発部」と並列で「QA部」がある、または開発チームの中にQAが組み込まれている。
- 悪い組織図: 「管理本部」や「バックオフィス」の中にQAがある。これは事務処理扱いされる予兆です。
「医療・金融 × Tech」の掛け算
単なるWebサービスではなく、社会インフラに近いドメイン(領域)を持つテック企業は狙い目です。
- ヘルステック(医療)
- フィンテック(金融)
- オートモーティブ(自動運転など)
これらの領域は、「バグ=人命や資産の損失」に直結するため、品質保証へのコスト意識が桁違いに高いです。
年収に関するまじめなQ&A

20代に比べるとハードルは高いです。最初は年収350万からのスタートになる覚悟が必要です。
ただし、前職のドメイン知識(例:銀行員だった、看護師だった)があれば、その領域のQAとして最初から高単価で優遇されるケースがあります。
ITスキル × 業務知識で勝負してください。
確かに平均年収は開発職の方が高いですが、開発エンジニア界隈は競争が激しく、技術の陳腐化も早いです(35歳定年説など)。
一方で、QAには「ドメイン知識」や「品質管理プロセス」という、時間の経過で劣化しにくい資産があります。
コードが書けるQA(SET)になれば、開発エンジニアの上位層と同等の待遇が得られます。
テストケースの自動生成や、コードのバグ検知はAIが得意とする領域です。
しかし、「そもそも何をテストすべきか?(テスト戦略)」「ユーザーにとって使いやすいか?(UX視点)」といった判断はAIにはまだ困難です。
AIを使いこなして効率化できるQAエンジニアは、むしろ生産性が上がり、年収も上がるでしょう。
資格手当が出る会社は稀です。しかし、転職市場では「最低限の知識がある証明」として機能します。
特に未経験〜ジュニア層にとっては、JSTQB Foundationは「やる気のアピール」として必須装備です。
それ以上(Advanced Level)は、趣味の領域に近くなります。実務経験の方が優先されます。
まとめ:あなたの価値は、あなたが決める

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
QAエンジニアの年収について、厳しい現実も書きましたが、希望も感じていただけたでしょうか?
年収が低いと嘆くのは簡単ですが、それは低い場所に座り続けているだけかもしれません。
- スキルを磨く(特に自動化・マネジメント)。
- 業界を選ぶ(Web・自社開発・元請け)。
- 適切に交渉する。
これらを実践すれば、QAエンジニアでも年収1000万は夢物語ではありません。
まずは、自分の市場価値を知ることから始めましょう。転職する気がなくてもエージェントと話してみるだけで、「自分の値段」が見えてきます。
【あわせて読みたい】
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- QAエンジニアにおすすめの転職エージェント評判まとめ
- テスト自動化はどこから始めるべきか?導入ガイド



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