
- QA/QC業界未経験者が勉強する上でおすすめの本は?
- テスターはどのようなことをおこなえば良い?
- テスターとして脱初心者になるための方法(ステップアップする方法)を知りたい。
こういった疑問に答えます。
- 未経験からテスターとしてスタートするためにおすすめの本は《テスターちゃん》です(マンガ本)。
- まずは実際にテストしてみることが大切です。
- 立つ初心者になるための方法(ステップアップ方法)

私は、元QAマネージャー(部長職)で、現在は独立に成功しました現役QAエンジニアです。
そんな現役QAエンジニアが、これまで培ってきた知識と経験を踏まえて、お伝えしていきますね。
「テストって何?」が1時間でわかる

もしあなたが、
- まずは何をはじめたら良いのだろう。
- 知識はどういう風に勉強したら良いのだろう。
- 情報がいっぱいありすぎて何の情報を信じたら良いのかわからない。
- QAエンジニアになったけど、専門書は難しくて読めない…
- 現場の雰囲気がわからなくて不安…
と思っているなら、迷わずこの本(漫画)を読んでください。
『テスターちゃん』です。
この本が「最強の入門書」である理由
「現場あるある」がリアルすぎる
著者の松谷峰生さんは、実際に現場で活躍されている方です。
だからこそ、描かれるトラブルがとにかくリアル。
- 「仕様書がない!どうやってテストするの?
- 「バグを見つけたけど、開発者が怖くて言い出せない…
- 「再現手順がわからなくて却下された…
これらは、私も新人時代にすべて経験しました。
この漫画では、それに対する具体的な「解決策」や「マインドセット」が描かれています。
「開発者とのコミュニケーション」が学べる
QAエンジニアの仕事は、バグを見つけることだけではありません。
「開発者と協力して、品質を作り込むこと」です。
主人公のテスターちゃんが、気難しい開発者と少しずつ信頼関係を築いていく様子は、まさにQAの理想形です。
「バグ報告は攻撃ではない」ということを、この本から学びました。
特にここを読んで欲しい!
第29〜37話「仕様書がない!」
スタートアップやベンチャー企業では日常茶飯事です。
そんな時、テスターちゃんはどう動いたか?
「探索的テスト」という言葉を知らなくても、この漫画を読めば「仕様書がない中での戦い方」が直感的にわかります。
また、テスターちゃんは
- まんが本なので読みやすい
- 最初に一読しておくことですんなりテスト業界に入りやすい
- 噛み砕いて書いてある(難しい言葉はあまりない)
という形でQA業界に入るには、絶対に読んでおいて損はない本です。
私自身もテスターちゃんに関して一読し内容を確認しました。
《テスターちゃん》を読む「メリット」と「デメリット」
以下にメリット、デメリットをまとめました。
メリット
- まんが本なので非常に読みやすい(1日もあれば読める内容になっている)
- テスター未経験者にもわかりやすい内容となっている
- まずテストをする上で抑えておきたいポイントが書かれている
- 未経験からテスター業界を目指す人で最初の一冊としては非常に有益な本である
デメリット
- テスター初心者を想定して書かれた本なので、ある程度の経験者は物足りない感じがする
- この本だけで全てのテスト手法を網羅できるわけではない
- 広く浅く書かれているため詳しく知りたいなら他でも勉強する必要がある
私は、現在、開発会社のQA/QC業界の部門でマネージャーとして従事していますが、QA/QC業界歴10年近くになります。
その経験から言うと、このテスターちゃんははじめの一歩という言葉がふさわしい知識本と言っても過言ではありません。
デメリットもありますが、メリットとデメリットを天秤にかけた際、はじめの一歩ということでのメリットの方が大きいという結論になります。
ですので、未経験者からQA/QC業界に入る予定であれば、まずは初めの第一歩としてテスターちゃんを読んでおきましょう。
テスターちゃん購入者からの口コミ
新人研修に関して、このようなツイートがなされていました。
テスターちゃん1巻を読み直してるけど、新入社員研修はこれ読めば良いんじゃないかって思うw
— たなてる (@tana__teru) October 5, 2022
テストの話ってどうしても固くなりがちで頭に入りづらいから、この漫画すごい良いと思うの
テスト仕様書書くのに #技書博 で買ったテスターちゃん読んだ。
— 篠田ジロー (@charliecherryp) November 11, 2019
知ってることだけど、派遣さんにとりあえず読んでもらうのにいい感じ。
一人で全部書くのしんどい。 pic.twitter.com/LMtmx8l68a
上司の元にAmazonの荷物が届いて何かな?と思ったらテスターちゃんだった!新人教育に活用したいらしい。良い教材だと思う👍
— YR (@YR32432156) September 26, 2022
未経験QAエンジニアの教育の話
— Agepan | QA Engineer (@Agepan_x) December 2, 2021
業界未経験からの入社の場合、基本情報とかJSTQBとか小難しい話は頭に入ってこないだろうから「テスターちゃん」をみんなで読み合わせをするところから始めた方がいいよね
という結論になりました☺️
ベストプラクティスがわからんw#駆け出しエンジニアと繋がりたい
こちらの方々がおっしゃるように、新人研修でテスターちゃんを用いるというのはとても有効な手段の1つです。
特に未経験から入社をされる方に取って、まだ何をどうしたら良いのかわからないことが大半ですので、そこをわかりやすく、飽きさせないような研修の仕方が必要になってきます。
それを全て可能にするのが、この《テスターちゃん》という本です。
開発やソフトウェアテストに関わる会社に入社される方は、この《テスターちゃん》を一読していただければ、ソフトウェアテストにおける全体像を掴むことができますので、オススメの研修方法の1つになります。
ちなみに、私が書いた本記事もツイートされていました。
※ドメインを変更したためドメイン名は変わっています。
【管理職/面接官が教える】《テスターちゃん》テスター未経験者にオススメの書籍完全レビュー
— あきやま📒 (@akiyama924) December 11, 2022
@mty_mno イチオシされてたよ。
https://t.co/Lvzvoajzso
これからソフトウェアテスト業界に行きたいと考えている方は、ご参考になれば幸いです。
まずは実際に"テスト"してみることが大切です。

テスターちゃんを読んで知識をつけたら、次は簡単なテストを実施にしてみることがとても大切です。
実際にテストをして、テストの感覚を掴んでいきましょう。
テストをするための前提知識を入れよう
結論として、ある程度、前提知識を入れておく方が良いです。
それは、どういう観点でテストすれば良いのかわからないからになります。
前提知識に関しては、冒頭で紹介したテスターちゃんで学ぶことができます。
「テスターちゃんで学んで、試しにテストをしてみる。」という手順で慣れていけば問題ありません。
実際にテスト実行してみましょう。
結論として、まずはテストをしてみることが大切です。
なぜなら、実際にテストをしてみないとわからないことがあるからです。
具体的には以下の内容です。
- 不具合が発生しやすい箇所
- 性能
- ユーザビリティ
一つずつ紐解いていきます。
不具合が発生しやすい箇所
これは実際にテストをおこなわないとわからないところになります。
本や資料などで事前に知識を入れていれたとしても、不具合が発生しやすい箇所についてはテストをしなければわからない課題です。
また、不具合が発生しやすい箇所に関してはプロジェクトによっても変わってきますので、その点で、実際にテストをおこなってみることが大切ということになります。
性能
これについても実際にものを触ってテストをしてみないことにはわからない問題になりまります。
例えば、機能は問題ないけど、画面を開くのに1分以上かかるページがあったとしましょう。
開くまでに時間がかかるということは性能的な不具合があるということです。
こういうことも実際にテストをしてみないとわからない問題になります。
ユーザビリティ
最後にユーザビリティです。
こちらもテストをしないことにはわからない情報になります。
製品を仕様通りに作ったとしてもユーザーにとっての使い勝手がわるければ、ユーザーの離脱にもつながります。
以下の事柄をきっと体験したことがあるでしょう。
- ボタンが中々押せない(押しにくい)。
- 前ページに戻りたいだけなのに、毎回ホーム画面に戻ってしまう。
- 1分も立たないうちにセッションが切れログアウトされてしまう。
これは、ユーザビリティ(使い勝手)が悪いと言われる一例を挙げました。
このようなユーザビリティ(使い勝手)悪さの積み重なりによって、ユーザーは知らず知らずのうちに離脱してしまいます。
ですので、そうならないためにもユーザー観点でのテストもしっかりおこなっておくことが大切です。
脱初心者になるための方法(ステップアップ方法)

主には以下の2つです。
- 知識を身に付ける
- 様々なテスト手法でテストをする
脱初心者とは?
結論として、明確な決まりはありません。
ですが、以下の事柄を自然と考えられるようになれば、脱初心者だと言えましょう。
- どのようにしてテストをすれば良いのかテスト観点がわかってきた。
- そのテスト観点をもとに、どのようにテストするべきかどうかのテスト設計をおこなうことができる。
- さまざまなテスト手法の使い分けをできる。
また、テストは経験がものを言う世界でもあります。
未経験から入社をしたばかりの時は何もできなかったとしても、1ヶ月経ち、2ヶ月経ち、はたまた1年経ち……と時間が経つにつれて、徐々に感覚が養っていきます。
ですので、今はそのような感覚がなくても気にしないでください。
ただ、必要最低限の知識を身につけていく(学習する)ことはとても大切です。
未経験入社からロケットスタートするためにも、まずはテスターちゃんというまんが本で知識をつけておきましょう。
そうすることによって、上司や先輩方から只者ではないと思われることは間違いありません。
以下にテスターちゃん《未経験からテスターになるためのオススメ書籍》も載せておきますので、未経験入社でロケットスタートしたいのであれば、一読することをおすすめします。
給料を上げる(ステップアップ)
結論から言うと、給料を上げるためにはいくつか方法があります。
主に以下の3点です。
- スキルを取得する
- 資格を取得する
- 経験を積む
- 転職する
詳細はそれぞれ以下で記事を書いていますのでご覧ください。
スキルを取得する
- テスト実行スキル
- テスト設計スキル
- テスト計画スキル
- データベース確認スキル
- テスト自動化スキル
- 負荷テストスキル
- 脆弱性診断スキル
資格を取得する
- 基本情報処理技術者
- ソフトウェア品質技術者資格試験(JCSQE)
- IT検証技術者認定試験(IVEC)
- 応用処理情報技術者
- ITパスポート
転職する

上記で色々言ってきたけど、最終的に給料を上げるためには転職することが一番手っ取り早いよ

その理由とかも含めて以下の記事で書いてるから気になったらこっちも併せて読んでね
まとめ:《テスターちゃん》はデスクに置いておきたい一冊
技術的な詳細は、後から専門書で学べます。
でも、「QAエンジニアとしてのスタンス」は、最初にこの本でインストールしておくべきです。
疲れた時に読み返すと、「あ、自分も頑張ろう」と思える。そんな優しい一冊です。
【あわせて読みたい】
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- 未経験からQAエンジニアになるには





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